虹の発生過程について

何もなさず、何も感じずに生きられたらどんなにいいことだろう?

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

自動車社会って……

最近自動車学校に通っている。もちろん、自動車免許を取得するためだ。自動車にのれるようになれば、移動できる範囲が広がる。自転車じゃ行けない所にも行けるようになる。自動車に乗って旅するのも悪くないような気が、次第に。 何回か技能教習を受けている…

最後の審判とは?

僕が初めて聖書の中身を読んだのは、ある旅行でホテルに泊まった時のこと。 ホテルの棚の中、一冊の英語と日本語の対訳の聖書。ギデオン協会の発行しているものを、僕は見つけた。 物心つく前だから、僕はまだ宗教に関する知識をほとんど持ち合わせていなか…

無神論について

現代では、「私は神を信じていない」という言葉をよく耳にする。日本では特にそうだろうし、ヨーロッパでも最近は宗教離れが著しく、やはり信仰に興味を持たない人間が増えてきているようだ。 しかし、これは現代社会の特徴というべきだ。人類の歴史を観れば…

漢詩「畏天主」

國破人亡天主存微冥豈許易傷言曾聞見濟非人利宗説唯虞其手翻 国破れ人は亡ぬるも天主は存す微冥 豈に傷つき易き言に許さんや曽て聞く 済はるるは人の利とならずと宗は説く 唯だ虞れよ其の手翻へるを 【押韻】十三元(存、言、翻) 【大意】国家は滅びるし人…

音楽の趣味。

僕が中学校にいた頃、給食の時間になるといつも色んな音楽が流れていた。それが学校での一番の楽しみだった。 その中には、今でも僕が音を思い出せるものがたくさんある。悲しいことに、音が思い出せても、題名が分からないというのもやはり多い。それくらい…

宗教の拡大する原因

宗教は政治的あるいは軍事的な出来事が原因で広がってきた。その教義に純粋に感心した人々が増えたことで宗教が栄えたなどという事例は聞いたことがない。アラビア半島から始まったイスラームが徐々に中東一円をのみこんでいったのは、何より預言者ムハンマ…

言語の中の多様性:スペイン語と日本語の比較

スペイン語は僕にとって非常に興味深い言語だ。基礎的な語彙を切り取っても、たとえばhasta(~まで)はアラビア語に由来するし、izquierda(左)はバスク語から。cara(顔)、estómago(腹)など人体にまつわる語彙にもギリシア語が混じっている。 歴史的な…

杉山正明「モンゴル帝国の興亡」感想

歴史を考察する上で、僕にとってモンゴル帝国はどうしても関心を向けざるを得ない国家だ。 ユーラシア大陸の大半を手中に収め、巻き起こった戦争も数知れない。だが、モンゴル帝国は同時に多くの地域を洗練された経済システムによって結びつけ、違う文化間の…

アラブ人名における子称・父称

アラブ人の間では「部族」(qabīla)という概念がイスラーム以前から現代に至るまで重要な言葉。自分がどの部族の血を引いているか、ということが社会での地位にも関わってくる。 血筋が重要だということは、すなわち系図が大きな意味を持ってくることに。 …