2018-11-05 想北國 聞地震時、街燈絶夜盈黑、因作之。 ●○○●●○○地驚途火忽離街○○○○●●◎纖阿潛憂貌杳冥○●●○○●●推戸有風燈耿耿○○○●●○◎遙忘居處拜諸星 【句形】七言絶句、平起、下平9青(冥、星)、踏み落とし。 【大意】大地がゆれうごいた時、道という道の火は街から離れ去ったのだ。月の女神も一人愁えるかのように、姿を表わさない。戸をちょっと押してみると風を感じ、灯(あかり)はほのかに輝いている。そして遠くを眺めると、もう自分のいる場所も忘れて星々を敬ってしまうのだ。